Beta機能なのと音声周りは詳しくないので,簡単な紹介だけになります。事前に出力したい音声ファイルを用意しておいてください。そして,音を出したいコンポーネントの「Behavior」タブにある「Timeline」の「+」から音声ファイル(sound file)を選びます。「source」から音声ファイルを追加してください。

https://s3-us-west-2.amazonaws.com/secure.notion-static.com/fd1c1f45-62a2-4152-9891-abe678d2e9c5/_2021-03-17_17.09.51.png

開始タイミング,終了タイミング,ゲインなども設定できます(ゲインやパンはいじってないので詳細は不明)。なお,デフォルトのままだと,100msが終了タイミングになっているので,一瞬で音が消えてしまいます(長めにしましょう)。「sound file」ではなく,「Oscillator」を選ぶとサイン波などを生成できるようです。ちなみに,「Templates」に音声出力ができているかをスクリーニングするテンプレート「Headphone screening」が用意されているので,必要に応じて利用してもよいでしょう(その場合,英語を日本語に直す必要はあります)。

注意点として,参加者側が何らかの操作をした後でないと音声を出力できないというブラウザの制限があるため,2番目以降のコンポーネントから音声を呈示してください。また,lab.jsを含めオンライン実験では音声と映像の同期に数十ms以上のラグがある点にも気をつけてください(組み合わせるブラウザにも依存します)。詳しくは,以下の論文を参照して下さい。

The timing mega-study: comparing a range of experiment generators, both lab-based and online

デモ

音声ファイルはhttps://soundeffect-lab.info/からお借りしました。

Experiment

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